MCB8148 その9 日産エコー(2代目)
悲運のマイクロバス」というイメージの付きまとう2代目エコーではありますが、個人的な見解として「その割りには廃車体が多く残っている」クルマだと思います。さすがに最近は撤去がすすんで廃車もほとんど残っていないとは思いますが、過去の写真を見返してみると、マイクロの中では意外と発見数が多い車種なのです。
最初に発見したのは青春真っ只中の高校時代でした。通学途中のバスの車窓から、沿道のモータースの隅に一瞬見えた屋根に反応し、休日に確認しに行きました。
近付いてみて「何だシビリアンか・・・」と思ったのも束の間、
「んん? NISSANのエンブレムがあるけど少し顔が違うな・・・」
「おぉ? ECHO・・・って何だ? シビリアンではないぞよ??・・・・わからん!!」
当然インターネットも無い時代なので、数ヶ月後、トヨタ博物館の図書館へ調べに行きようやく正体が判明した次第。そういう意味でも思い出のあるクルマと言えましょう。また、そういう青春真っ只中の過ごし方もあるのです(笑)。
画像の個体は信州にて、足回りは完全に無いまさしく箱の状態で物置と化していました。カラーバリエーションは青、赤、緑とあるようですが、青が多いように思います。
シビリアンよりも顔が穏やかで草食っぽくて好きなんですけどね・・・。
次回からは新シリーズ・・・なのか?
# by zit-cenozoic | 2013-07-28 21:07 | クルマ | Comments(1)