人気ブログランキング | 話題のタグを見る

MCB8148 その9 日産エコー(2代目)

およそ4ヶ月ぶりの書き込みになってしまいましたが、久しぶりの今回は2代目エコーです。

MCB8148 その9 日産エコー(2代目)_d0089244_2112356.jpg


悲運のマイクロバス」というイメージの付きまとう2代目エコーではありますが、個人的な見解として「その割りには廃車体が多く残っている」クルマだと思います。さすがに最近は撤去がすすんで廃車もほとんど残っていないとは思いますが、過去の写真を見返してみると、マイクロの中では意外と発見数が多い車種なのです。

最初に発見したのは青春真っ只中の高校時代でした。通学途中のバスの車窓から、沿道のモータースの隅に一瞬見えた屋根に反応し、休日に確認しに行きました。
近付いてみて「何だシビリアンか・・・」と思ったのも束の間、

「んん? NISSANのエンブレムがあるけど少し顔が違うな・・・」
「おぉ? ECHO・・・って何だ? シビリアンではないぞよ??・・・・わからん!!」

当然インターネットも無い時代なので、数ヶ月後、トヨタ博物館の図書館へ調べに行きようやく正体が判明した次第。そういう意味でも思い出のあるクルマと言えましょう。また、そういう青春真っ只中の過ごし方もあるのです(笑)。

画像の個体は信州にて、足回りは完全に無いまさしく箱の状態で物置と化していました。カラーバリエーションは青、赤、緑とあるようですが、青が多いように思います。
シビリアンよりも顔が穏やかで草食っぽくて好きなんですけどね・・・。

次回からは新シリーズ・・・なのか?

  # by zit-cenozoic | 2013-07-28 21:07 | クルマ | Comments(1)

MCB8148 その8 日産エコー

久しぶりの投稿になってしまいました。

改めて考えてみますと、ここで紹介しているクルマのほとんどが、廃車趣味という世界が存在しなければ、まずチヤホヤされないままで顧みられることなく闇に葬り去られてしまったことでしょう。 特にマイクロバスなどという悪く言えば中途半端なカテゴリーのクルマならばなおさらのことです。
この初代エコーも、今の時代にまさかガリベンなんていうニックネームが付けられるとは夢にも思わなかっただろうにねぇ…。

MCB8148 その8 日産エコー_d0089244_21254875.jpg



画像の個体は罰ゲームでいきなり墨汁ぶっかけられて驚いた表情をみせている、という状況を想像させるトホホな物件。とは言え、ショートボデーなのがかなりの高得点を稼いでおります。さすがガリベン(笑)。

雪の多いG県の山間部に眠る一台、今も残っていれば、もう冬眠から覚めて春の心地よい日差しを浴び始めている頃かな?

  # by zit-cenozoic | 2013-04-06 21:28 | クルマ | Comments(0)

MCB8148 その7 マツダライトバスA型

今回取り上げたのは旧マイクロバス界の「アイドル」とか「不朽の名作」と一部のカルトな人々の間で言われている(と思われる)今やカリスマ的な存在になっているこのクルマです。

MCB8148 その7 マツダライトバスA型_d0089244_2384676.jpg

マツダライトバスA型

特に私の世代(30代後半くらい)では実車を見たり乗った体験よりも、ピンクのトミカで遊んだ体験で印象に残ってるいる人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。ネットで検索すると断然トミカ関連の記事が多いことからもうかがえます。
こんなデザインなので当時幼児バスに採用でもしようものなら子供たちのウケはかなり良かったことでしょう。が、いまのところ幼児バスの廃車体の発見情報はネットで調べる限り無いようなので、新たな発掘に大いに期待したいです。

私もこのバスみたいに人間的に丸くいきたいものです。(意味不明)

  # by zit-cenozoic | 2013-01-13 23:11 | クルマ | Comments(0)

MCB8148 その6 トヨタライトバス(中期)

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

さて、新年1回目の今日はもう皆さんすっかりおなじみのトヨタライトバス中期型を取り上げます。
この企画の初回で紹介したライトバスのマイチェン前のモデルになります、というのはマイクロ好きの方にとってはもはや常識でありましょう。しかしこんな事を「常識」と言ってしまえる時が来るとは・・・10年前には考えられませんでした。それだけマイクロ好きの方がこの10年で増えたということですね
・・・というのは少し言い過ぎですね。

トヨタが昭和30年代に販売したマイクロバスは車体メーカーによって様々なモデルが存在し未だに謎が多いのですが、トヨタライトバスは一般的には昭和38年から44年にかけて荒川車体で製造されたものを指し、大まかにデザイン違いで前中後期に分かれます。
個人的には40クラウン顔のこの中期型が一番まとまったデザインだと思っています。

実はこの個体は「叢荘」草創期からお世話になっている全国屈指の草ヒリストの方の情報提供を受けてのものですが、場所は草ヒロなんか毛ほども存在しえない、「ド」の付くくらいの市街地にあり、たまたま方向転換するために入り込んだ路地で発見されたとの事。私はそういう方向の話には全く疎いのですが、やはりここは「呼ばれた」とか「持ってる」とか表現するのが適切なのでしょう。

それにしても一部の外装パーツこそ欠落しているものの、廃車体としてはあまりの状態の良さに引いてしまいました。もしまだ存在していたらシングル2ナンバーを画用紙に書いて貼ってやろうかしら(笑)。

MCB8148 その6 トヨタライトバス(中期)_d0089244_20525410.jpg

  # by zit-cenozoic | 2013-01-05 20:58 | クルマ | Comments(2)

MCB8148 その5 いすゞライトバス

3ヶ月ぶりのご無沙汰です。

MCB8148 その5 いすゞライトバス_d0089244_22123499.jpg
ひさしぶりの今回は本家「叢荘」でも何度か出演し馴染み深いいすゞライトバスを取り上げます。
やはりいすゞと言えばジャーニーよりもこのブリキロボット顔のライトバスが印象的です。
と何だか知ったような事を言ってはいますが、実は私は高校生まではこのバスの存在を知らず、初めて目にした時はもうなにがなんだかチンプンカンプンで、辛うじて読めた筆記体のエンブレムでメーカーだけは何とか分かったという有様でした。
しかし探してみると意外に残っているもので、今まででも結構な数が私の前に出現しています。これはやはりいすゞという信頼のあるトラックメーカーのマイクロというのが一つの要因になっているのだと思います。従業員送迎用としてエルフや大型と抱き合わせで購入するというケースもあったのではないでしょうか。いすゞと言えばもう一台、探索人生で一度はエルフ顔のジャーニーSを観てみたいですが、これは叶わぬ夢、かな??

・・・さて、恐らくこれが今年最後の書き込みとなります。
年々当サイトの活動が先細りになっている感は否めないですが、0.1ミリの極細のペンのように、細く長くをモットーにまだまだ終わるつもりはありませんので、来年もよろしくお願い致します。(毎年末の恒例だった映画の報告は今年は割愛させていただきます)

どうか良いお年をお迎え下さい。

  # by zit-cenozoic | 2012-12-29 22:17 | クルマ | Comments(0)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE