= ENKIDU =
2018-06-30T22:54:05+09:00
zit-cenozoic
ヅラヲ(ZIT)が綴る払暁黄昏闇のことども。毒にも薬にもならないことをつらつら書く予定です。
Excite Blog
LTV8148 その15 ダットサンサニーバン(3代目)
http://vertebrata.exblog.jp/26956746/
2018-06-30T22:54:00+09:00
2018-06-30T22:54:05+09:00
2018-06-30T22:54:05+09:00
zit-cenozoic
クルマ
昭和40年代後半から50年代前半にかけての日産車に特徴的だった、曲線デザインムーヴメントの中心的存在だったのがこの3代目サニー(B210系)と言ってもよいかとおもいます。
個人的には非常に思い入れの強い車種で、歳の離れた私の兄の最初の愛車であり、父親が軽免許しか持っていなかった我が家としても記念すべき最初のマイカーがこの代のエクセレントクーペ(ロケットサニー)で、家族5人乗っけて(!)伊勢神宮に初詣に行ったり、休日にはたまにドライブに出かけたり、今思うと結構ハードながらも楽しかった思い出のあるクルマなのであります。
そのつながりで1200ccの非エクセレント系やこのバンなんかも当時(昭和50年代半ば)は親しみを感じていました。特にバンについては30カローラバン同様あちこちで活躍していたのをよく見かけたものでした。ただし記憶の限りではほとんどが前期型で、フロントマスク違いの後期型はあまり見た記憶がありません。やはり3代目は前期型の顔が好みです。
画像の個体は例によってNGN県での撮影で、少しのサビはあるものの、絡まった植物を取っ払ったら今にも走り出しそうなくらい良い状態で置かれていました。荷室には藁が満載で、ふくよかなボデーが積載効率に少しは貢献しているのかもしれませんね。
細かいようですが、この時代の日産車にみられたキノコのカサみたいな形したドアロックノブの形状、あれを見ると何とも言えぬノスタルジイを感じてしまいます。]]>
LTV8148 その14 ダットサンサニーバン(2代目)
http://vertebrata.exblog.jp/26760535/
2018-05-06T23:08:00+09:00
2018-05-06T23:08:31+09:00
2018-05-06T23:08:31+09:00
zit-cenozoic
クルマ
なので今回はもちろんこの方です。
YMNS県の果樹園地帯に至極当然のように置かれていたサビだらけの2代目サニーバンは、数年前の全国的草ヒロ撤去の一大旋風が吹き荒れる前なら草ヒロ密集地域においてかなりの確率で見ることが出来た個体です。以前に偉大なる草ヒリストの方のアルバムを見せていただく機会に恵まれましたが、2代目サニーバンや同時期のカローラバンだけで分厚い写真集が出来るかしらんというくらいの台数がありました。
小学校低学年の頃サニーバンと言えばADバンの前世代の3代目~4代目が活躍していましたが、数回ほどヨレヨレの2代目現役を見た記憶があります。当時だいたい7年くらい前までのライトバンが町を闊歩している中で、10年以上前の現役ライトバンと言ったら元の色が白なのか何のか分からないどれも似たようなヨレヨレ具合。当然ながら2代目サニーバンにおいても「リヤランプの並びが3代目と同じくせに角張っててなんだか古臭い」等と今だったら張り倒されるような無礼な印象を持っていました。数十年後こんな感情が湧き上がるなんて夢にも思わなかった少年時代・・・。
「隣のクルマが小さく見えまぁす」というコピーが有名なため「トナチイサニー」と私だけが密かに呼んでいた愛称は、このままでは使う機会が無いのでこの際言わなかったことにします(苦笑)。]]>
LTV8148 その13 ダットサンサニーバン(初代)
http://vertebrata.exblog.jp/26755426/
2018-05-04T22:15:00+09:00
2018-05-04T22:15:50+09:00
2018-05-04T22:15:50+09:00
zit-cenozoic
クルマ
今回は初代サニーバンを取り上げます。
さて、昭和41年という年は昭和史を語る上ではなかなか重要な年のようで、記憶の限りに羅列すると、「ウルトラQ」「ウルトラマン」等の特撮ブーム、度重なる航空機事故、ビートルズ来日、「笑点」放送開始等が挙げられます。
自動車業界では「日産・プリンス合併」「マイカー元年」「初代ボンゴ発売」あたりが大きな話題と言えましょう(少し私観あり)。その「マイカー元年」と言われる所以となった一台がこのサニーで、半年後に発売されるカローラとの長い販売競争がこれから勃発するわけであります。
と、何だか偉そうに語ってしまいましたが、画像のサニーバンはリヤランプが赤のみ、サイドマーカーが長方形のため、最初にマイナーチェンジされた昭和42-43年式デラックスということは分かりますが、珍しいのは赤のボデーカラー。カタログには載っていますが草ヒロでの発見例は少ないように思います。器用にもバンパーがちょうど半分だけ錆びていて、タイヤが無く物置に専念しているのかと思いきや中身はすっきりしていました。
この子も恐らく今では・・・、とお約束のように書いてしまう自分は先月また一つトシを取ってしまいました。嗚呼誰か私に愛の手を。]]>
LTV8148 その12 トヨタマークⅡバン(3代目)
http://vertebrata.exblog.jp/26414123/
2018-02-03T21:58:00+09:00
2018-02-03T21:58:22+09:00
2018-02-03T21:58:22+09:00
zit-cenozoic
クルマ
「※△さんちの下の子はクルマが好きみたいだから」と言って近所のとても優しいオバチャンから、いらなくなったカタログを貰いボロボロになるまで見ていたトヨペット店の総合カタログの表紙を飾っていたのがこのマークⅡでした。まだブタ目などといったアダ名を知るはるか前、マークⅡと言えば焦げ茶色した下から見上げるような目をしたカローラやコロナよりも立派なクルマという認識で頭の中に刷りこまれたのでした。
さてこのマークⅡバンは少しくたびれた現役かと見間違えるような衝撃のコンディションでもって私達の前に突然現れました。色も幼い時にカタログで目にしたあの色、見上げるようなお目目もしっかりと残っています。
昭和50年代のライトバンの草ヒロは10年以上前でも目にする機会は少なく、それがマークⅡのようなハイオーナーバンともなると珍しさも増します。撮影場所はN県というだけで詳しくは分からず今でも残っているとは到底思えませんが、もし残っていたらもう一度巡礼に行きたい一台であります。
]]>
LTV8148 その11 トヨペットコロナマークⅡバン(初代中期)
http://vertebrata.exblog.jp/25875464/
2017-10-14T23:23:00+09:00
2017-10-14T23:23:49+09:00
2017-10-14T23:23:49+09:00
zit-cenozoic
クルマ
検定ブームの昨今、もし「国産旧車検定」なる検定があれば、こんな問題が出題されるかもしれません。このブログの訪問者の方ならサービス問題ですが・・・(もちろん正解はコロナね)。というわけで今回のお客様は初代コロナマークⅡバンです。
コロナマークⅡは昭和43年に上記のキャッチフレーズを引っさげ、コロナとクラウンの中間に位置するコロナの派生車種として登場しました。この年には日産からローレルも発売されており言わば「ハイオーナーカー元年」と言えるかもしれません。
ボデーバリエーションはセダン、HT、ワゴン、バンに加え、コロナから移行する形でなんとピックアップまでもがラインアップされており、個人的にピックアップの格好よさったらタマランものがあります。
画像の個体は内側のヘッドライトがフレームで囲まれている昭和45年にマイチェンされた中期型デラックスで、わずか1年でイーグルマスクの後期型に再度変更されました。リヤランプはピックアップと共通の縦型で、横型のワゴンとははっきり差別化されています。
画像の個体はこれまた知人からの紹介物件で、地元でありながら初代マークⅡバンひとつ自力で見つけられないのかと己の力不足に嘆いたり落ち込んだり・・・かれこれ12年ほど前のお話です。
]]>
LTV8148 その10 トヨペットコロナバン(4代目後期)
http://vertebrata.exblog.jp/25836619/
2017-10-08T21:51:00+09:00
2017-10-08T21:51:30+09:00
2017-10-08T21:51:30+09:00
zit-cenozoic
クルマ
4代目コロナは前回述べたように3年と短いモデルライフでしたが、律儀にも毎年マイナーチェンジをしています。発売翌年の昭和46年のマイナーチェンジでさっそく外観を変え、さらに翌47年にはフロントグリルの変更等の小改良を行っています。
画像のモデルは最初のマイチェンのもので、クチバシ型のリヤランプはそのままですが方向指示灯がアンバーに変更、フラッシャーの位置も変え、バックランプが独立しました。リヤランプだけ見ても前回紹介した前期と比べてかなり現代的になった印象を受けますね。
この個体のグレードはリヤガーニッシュが装着されていますのでデラックスタイプということが分かりますが1600cc車か1700cc車かまでは不明です。
果樹園の真ん中に居座っているだけにサビが酷いですが、「子供が絵の具を適当に混ぜていたら偶然出来た色で、配合も分からず再現不可能」的なまことに微妙な緑のカラー(カタログによるとパトラスグリーンと言うそうです)がいかにも70年代な風情で、大変に好ましい一台。
小学校低学年頃までは6代目コロナバンや5代目安全コロナバンの多い中でたまに見かけていたクルマだけにこんな状態であれどもちょっぴり懐かしく感じました。と同時に「リヤのウィンカーがオレンジ色ならとにかく新しいもの!」という決めつけをしていた一途な少年時代をもう一度思い起こさせてくれました。]]>
LTV8148 その9 トヨペットコロナバン(4代目前期)
http://vertebrata.exblog.jp/25745362/
2017-09-28T00:47:00+09:00
2017-09-28T00:47:51+09:00
2017-09-28T00:47:51+09:00
zit-cenozoic
クルマ
私が誰も反応しないのを良いことに、うわごとみたいにずっと言い続けていた「トヨタライトバンワンテール3部作」最後の大物、4代目コロナバン前期が今回のゲストです。4代目コロナは特にこれといった特徴もなく3年の短期で次代にチェンジしてしてしまった地味な存在でしたが、どういうわけか子供心になんとなく気になっていたクルマです。
自宅前のマンションの駐車場にたまに停まっていたのが青い前期のセダンで、小学1年生の遠足に行く前にそのコロナの前で写っている写真が残っています。他にもっと撮影対象とすべき新しいクルマがあったはずなのに、当時既に10年落ちのコロナを選んだあたり、幼くして変態の素質が十分あったことがうかがえるエピソードと言えましょう。
このバンも走っているのを数回見た記憶がありますが、赤白2色のリヤランプとくたびれた白いボディがいかにも古臭く感じ、それが逆に鮮烈な印象を与えたのかもしれません。
画像のものは、遊具はあるものの今では誰も遊んでいない荒れた空き地の一角に置き去りにされていたもので、簡素なリヤビューとDXのエンブレムが無いことからスタンダードタイプということが分かります。エンジンは先代から継続の3P型1350ccを搭載、1500ccのDX車との差別化がされています。
コロナバン最大の魅力と言ってよい鳥のクチバシのような形をしたリヤランプが、やっとのことでここまでたどり着いた私をいたわるかのように優しく微笑む。この至福のひとときに感謝を・・・。
]]>
LTV8148 その8 トヨペットコロナバン(3代目後期)
http://vertebrata.exblog.jp/25702889/
2017-09-24T00:13:00+09:00
2017-09-24T00:13:27+09:00
2017-09-24T00:13:27+09:00
zit-cenozoic
クルマ
なんて仰々しいことを書いていますが、まあ根がいい加減な人間なのでご了承ください。今回も前回に続いて3代目コロナバンを取り上げますが、これは昭和42~43年のモデルライフ晩年の個体です。
細かい改良を何度かしている3代目コロナですが、最初に大きく外観が変わったのは昭和42年のマイチェンです。フロントとリヤははっきり分かるような変化が施されています。こう言ってはナンですがフロント周りは前期に比べて精悍な顔つきになった印象を持ちます。考えるに同年発売のトヨタ1600GTと同じ顔をしているというのがその理由かもしれません。
タイトルに後期と書きましたが、実際には翌年のマークⅡ発売と同時にマイチェンを行い再度意匠を変えていますので後期というのもやや微妙なところではあります。
さてこの個体は同好の士の方からの紹介物件で、夜明け前に地元を出発した探索行の初っ端を見事に飾ったまことに香ばしい一台。
朝からこんな野郎を目の当たりにして興奮気味の私の顔を見て、紹介者の彼はしてやったりの表情を浮かべていましたとさ(笑)。]]>
LTV8148 その7 トヨペットコロナバン(3代目前期)
http://vertebrata.exblog.jp/25574206/
2017-09-10T13:34:00+09:00
2017-09-10T13:34:38+09:00
2017-09-10T13:34:38+09:00
zit-cenozoic
クルマ
3代目コロナと言えば、発売時名神高速を延々と走らされたり、約10年落ちながら「がんばれ!!ロボコン」に登場、ガソリンをロボコンへ供給する貴重なバイプレーヤーとして活躍、オープニングのタイトルバックではエンストしてロボコンに押してもらうも(運転手はパパさん役の大野「シャチハタ」しげひさ氏)力余って店先に突入させられるという、「酷使されるもタフな奴」というイメージを持っている方も多いと思われます。カローラ発売までのベストセラーカーとして約5年半の長期に販売されているので現存数も多く、従ってバンの廃車体もかつてはかなりの目撃情報がありました。
画像のバンは11年前にYMNS県で発見、この地域はかなりの草ヒロ密集地でしたが、「草ヒロ探検隊」さんによると生き残りはこのコロナくらいで、最終確認されてから1年半経過しているのでひょっとしたら・・・の可能性も否定できません。ドアだけが錆びついている妙に印象的な個体でした。
バンはヒット作とはいえ、さすがに4~6代目全盛の幼少時に現役を目撃したことはありませんでした。初めて廃車を目にしたのは高3の夏休み、JR高山線の長森駅付近の民家の庭先(既に撤去済の為バリバリ場所を書かせてもらいます)、あの時の嬉しさは今でも忘れられません。
あ、またノスタルジックな事を書いてしまいました・・・。]]>
LTV8148 その6 トヨタカリーナバン(初代)
http://vertebrata.exblog.jp/25519383/
2017-09-03T13:26:00+09:00
2017-09-03T13:26:50+09:00
2017-09-03T13:26:50+09:00
zit-cenozoic
クルマ
バンタイプは通常、乗用系と同時にリリースされるケースがほとんどですが、このカリーナバンはどういうわけか乗用系発売後実に5年後の昭和50年に突如追加されました。52年には2代目にチェンジしますので、わずか1年半程しか発売されていません。私は後にも先にも初代カリーナバンの狩猟実績はこの一台だけで、まことに地味なレア車といってもよろしいでしょう。リヤから見ると先回取り上げた3代目カローラバンと似ていますが、それもそのはずでバックドアはカローラバンからの流用だそうで、欠損しているのが残念なリヤランプはカローラと違い長方形で差別化をしています。
初代カリーナバンを少年時意識した記憶はあまりなく、カリーナと言えばやはり乗用系の印象が強いです。近所の神社の脇に夕方いつも停まっていた前期の青いセダンや、自宅の斜め前の家には小学校高学年くらいまで焦げ茶色した後期のセダンに乗っている家があり、クルマに興味のない母親までもが後ろのライトが細長くて記憶にあると言っておりました。カリーナと言えばやはりセダンの縦長のリヤランプが強烈な印象なんですね。HTのニヤリと笑ったリヤランプも味があってよいですが。
最後に、初代カリーナ→千葉ちゃん→元妻の野際○子さん、ということで野際さんに合掌・・・。
]]>
LTV8148 その5 トヨタカローラバン(3代目前期)
http://vertebrata.exblog.jp/25344441/
2017-08-16T21:46:00+09:00
2017-08-16T21:46:35+09:00
2017-08-16T21:46:35+09:00
zit-cenozoic
クルマ
カローラバンが初代・2代目と続いたので大変に真面目な私は次に3代目を紹介します。
この30カローラ、ほかでもなく何を隠そう、発売日が私の生誕日とわずか3日違いということで、数あるクルマの中でも非常に親近感の持っているクルマなのです。
恐らくこれは皆さんもだと思うのですが、人間誰しも自分と同じ年にリリースされたクルマは少なからず親しみをおぼえたり意識したりするものです。いわんや誕生日が近ければをや。
小学校低学年くらいまでは、あちらこちらで荷物を積んで疾走している彼を目にして、「自分も頑張らなきゃな!」と思うことこそありませんでしたが、このリヤビューを見て、当時日曜7時30分に放送されていた「象印クイズヒントでピント」の宮尾すすむに似ていると人知れず思っていた(今でも思ってますが)摩訶不思議な小僧の私でした。
この個体は12年前にYMNS県に遠征したおりに見つけたもので、車内から窓を開けて横着に撮影した1台。リヤランプの雰囲気から前期型と思われます。この前期30バンは白とか緑の印象があるのでグレーは珍しいなと思ったものです。当然ながら今は消滅していることでしょう。
]]>
LTV8148 その4 トヨタカローラバン(2代目前期)
http://vertebrata.exblog.jp/25268591/
2017-08-11T14:13:00+09:00
2017-08-11T14:13:11+09:00
2017-08-11T14:13:11+09:00
zit-cenozoic
クルマ
今回のゲストは1970年代の始まりとともに産声をあげた2代目カローラバンです。
苔やタイヤの埋まり具合からみて置かれてからかなりの歳月が経過しているようで、周囲の環境からしてほぼ物置としての役割からもリタイヤしている模様。こんな状況であるのにリヤランプが色あせずにまばゆく輝いている・・・、このギャップが草ヒリスト達を歓喜させるのであります。
で、このカローラバンですがリヤランプが赤白の2色であることから2代目の前期(昭和45~46年)ということが分かります。
私が以前から自分勝手に言い続けていた「トヨタライトバンワンテール三部作」の一端を担う好物な一台です(他二台は過去に取り上げた2代目パブリカバン前期、いずれ取り上げたい4代目コロナバン前期)。
昭和46年のマイチェンで上部の方向指示灯がアンバーに変更されるので意外と短命なモデルです。後期型は30系発売後もしばらくは併売されていましたので小学生頃迄はくたびれたカラシ色した現役を見たものでしたが、さすがに前期型はほとんど記憶に残っていません。
場所を忘れてしまいましたがこれもまた10年以上前の撮影なので当然ながら消滅してしまったことでしょう。 嗚呼・・・。
]]>
LTV8148 その3 トヨタカローラバン(初代後期)
http://vertebrata.exblog.jp/25080755/
2017-07-28T00:23:00+09:00
2017-07-28T00:23:38+09:00
2017-07-28T00:23:38+09:00
zit-cenozoic
クルマ
私は小学生時代、ふとしたことで初代カローラを絵に描こうとしたとき、大変難儀したことを憶えています。
原因はこの微妙な形をしたライトベゼルで、結局上手く書けず不本意な仕上がりに終わりました。だからと言って初代カローラを嫌いにはならず、むしろシンプルな味わいは子供心に好感を持っていました。さすがに写真には収めていませんが低学年時代にはバンの現役を近所で目撃したこともありました。
それはさておきこの初代カローラバン、昔の路面電車の写真集などを見ますとメインの電車の脇に結構な割合で友情出演しているケースがあります。今の感覚でいうとプロボックスがウロチョロしているようなものでしょうか、それだけ売れていたということですね。
数年前までは某県へ草ヒロ遠征をすると何台か見かけたものでしたが、現在はほぼ絶滅したかと思われます。
この個体は12年前の撮影でグリル形状から初代末期のものですが、ホワイトではなくグレーというのが珍しく、目だった欠品パーツも無いという奇跡の一台。
こういうブツを見つけては同志達と叫んでいた日々が懐かしい・・・なんて私は口が裂けても言いたくありません(涙)。]]>
LTV8148 その2 トヨタパブリカバン(2代目後期)
http://vertebrata.exblog.jp/22229684/
2015-09-26T21:49:24+09:00
2015-09-26T21:49:27+09:00
2015-09-26T21:49:27+09:00
zit-cenozoic
クルマ
今回取り上げますのは2代目パブリカバンの後期型、つまり(はるか昔になってしまった)前回に紹介したもののマイチェン版ということになります。
奇しくも前回とほぼ同じアングルの画像があったので、前期との違いが一目で分かるようになっています。
私の小中時代、友人の家の近所に、既に活躍の場は無かったであろうこのクルマを使った地元商工会の宣伝車があって、ルーフに不釣合いな看板を背負わされていたのが思い出されました。
クルマに興味のあまり無い友人はこの宣伝車をたぶんわざと、だと思うのですが「ヘブリカ」などと「ややシモ」系な呼び方で呼んでいました。「パブリカ」という車名は語源を聞けば納得なのですが、クルマに興味のない人から見れば「ヘンな名前のクルマ」と思われていたようです。
そういえば「ブリスカ」などという名前も語感からくる印象は・・・ですね(笑)。
リヤの三角ランプは上方がアンバーのウィンカーに変更されて、微笑んでいるような感じを受けます。
前期も良いですが、こうして見ると後期もなかなか良いなぁ・・・と思う本格的な秋も近い夜。
]]>
LTV8148 その1 トヨタパブリカバン(2代目前期)
http://vertebrata.exblog.jp/20390597/
2014-02-23T19:47:43+09:00
2014-02-23T19:48:00+09:00
2014-02-23T19:48:00+09:00
zit-cenozoic
クルマ
新シリーズ記念すべき第1回目は私が愛してやまない2代目パブリカバン前期です。
なぜ愛してやまないかを話すとかなりクドクドとめんどくさい話になるので略すとしますが、早い話が「リヤビューが愛嬌があって良い」と感じたからです。この印象は幼稚園か小学校の低学年時代に初めて目にした時から変わりません。
当時は2代目後期型の、パブリカでいう最終タイプのバンが街中をよく走っていた時代なので、ごくたまに見かけたこの前期型のバンをとてつもなくみすぼらしく感じる一方で、赤だけのリヤランプになぜか強く心を惹きつけられました。恐らくこれが私のリヤランプ好きの原点になったのではないかと今になって思うのです。
これは今までに見つけたパブリカバンの廃車体中で、リヤビューをまともに目にする事が出来たほぼ唯一の個体で、肝心のリヤランプも左側だけながら残っていました。こうなれば空冷の800の方がレアなのにとかいう問題はどうでも良いことです。
後期型になると上方がアンバーになって印象がガラっと変わってしまいます。フロントの何とも微妙な顔付きに比べるとリヤの愛らしさが一層引き立ってみえます。
「コイツは何2代目パブリカバン前期についてアツく語ってんだ」と思うお方も
「実はオレも前から2代目パブリカバン前期は気になってたんだよ」と言うお方も
「私も本当のことを言うとずっと2代目パブリカバン前期が可愛いと思ってたのよね」というお嬢さんもこのリヤビューに癒されてほしい・・・。]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/