LTV8148 その15 ダットサンサニーバン(3代目)
少しサボっていましたが、今回のゲストはこの方です。
個人的には非常に思い入れの強い車種で、歳の離れた私の兄の最初の愛車であり、父親が軽免許しか持っていなかった我が家としても記念すべき最初のマイカーがこの代のエクセレントクーペ(ロケットサニー)で、家族5人乗っけて(!)伊勢神宮に初詣に行ったり、休日にはたまにドライブに出かけたり、今思うと結構ハードながらも楽しかった思い出のあるクルマなのであります。
そのつながりで1200ccの非エクセレント系やこのバンなんかも当時(昭和50年代半ば)は親しみを感じていました。特にバンについては30カローラバン同様あちこちで活躍していたのをよく見かけたものでした。ただし記憶の限りではほとんどが前期型で、フロントマスク違いの後期型はあまり見た記憶がありません。やはり3代目は前期型の顔が好みです。
画像の個体は例によってNGN県での撮影で、少しのサビはあるものの、絡まった植物を取っ払ったら今にも走り出しそうなくらい良い状態で置かれていました。荷室には藁が満載で、ふくよかなボデーが積載効率に少しは貢献しているのかもしれませんね。
細かいようですが、この時代の日産車にみられたキノコのカサみたいな形したドアロックノブの形状、あれを見ると何とも言えぬノスタルジイを感じてしまいます。
# by zit-cenozoic | 2018-06-30 22:54 | クルマ | Comments(1)